ボクは過去に口座資金を2倍にしたことがあります。
しかしバカなトレードを続けて、そのときの口座資金はほぼ0になりました。
そんなクソバカな男の過去話です。
口座資金を2倍にして0になった話
起
FXトレードを始めたのが2014年8月。
FXトレードを始めて5か月間は損ばかり出していたので、手法を改善してなんとかプラスにしようと、もがいていた時期です。
承
年を越した2015年の1月に、それまでの損失で0になった口座に10万円を追加して、FXトレードを再開しました。
するとなんと、FXトレードを再開してすぐに10万円の利益を上げました。
このときはユーロ/ドルをメインにしてトレードをしていました。
このときのユーロ/ドルは強烈な下降トレンドが発生しているときで、売っていれば誰でも稼げるような、簡単な相場でした。
だけどボクは「これまでの苦労が報われた。これがボクの実力だ」と勘違いしていました。
そのあとに起こる悲劇を知るよしもなく。
転
2015年3月までは順調でした。
このままFXで生計を立てて独立するのも簡単だと思っていました。
口座資金の増えた分、ポジションサイズを大きくしてさらに大きく稼ごうと、調子に乗っていました。
しかし2015年4月から流れが変わります。
ユーロ/ドルの下降トレンドが終了して、もみ合い相場になったのです。
このときのボクはユーロ/ドルの下降トレンドが終わったことに、まだ気づいていませんでした。
結
ユーロ/ドルの下降トレンドが終わったのに気づかずに、それまで利益を出せていたやり方にこだわって、損失を出し続けました。
このときのボクは正常な判断ができなくなっていました。
増えていく損失を挽回しようと、ユーロ/ドル以外の通貨ペアでも無茶なトレードを繰り返していきます。
一時は2倍になった口座資金は、最終的に1万円ちょっと残してほとんど0になりました。
いま思えば信じられないようなことばかり、このときはしていました。
このときの経験から2つのことを学びました。
この経験から学んだこと
学んだこと①:バカでも勝てる相場が存在する
利益を出していたときは自分の実力だと勘違いしていましたが、あとから振り返れば相場状況が良かっただけだと分かります。
連勝が続くときは自分の実力を過信しやすいですが、過信すると負けたあとに大きなショックを受けます。
FXトレードは必ず勝てるというようなことはないので、自分の実力を過信しなようにしましょう。
学んだこと②:リスクは口座資金の2%以下にする
このときはレバレッジ25倍のぎりぎりまでポジションを取っていました。
こんな資金管理ではどれだけ利益を上げても、少し負けこめばすぐに口座資金を吹き飛ばす結果になると、いまでは分かっています。
なのでこの失敗からポジションサイズを決めるときは、損失が口座資金の2%以下になるようにしています。
まとめ
このときの失敗はFXトレードを始めたボクが、初めて経験した大きな失敗でした。
当時は死にたくなる気分でしたが、いま思えば早めにこういった大きな失敗を経験できてよかったです。
この失敗から資金管理を学び、優位性のある取引手法ができるまでポジションサイズは小さくする、ということを学びましたから。