FXで負け続き・・・連敗期が発生する理由と乗り越え方

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FXで負けが続いて口座資金がドンドン減っていくと、メンタルが崩れてめちゃくちゃ落ち込みますよね。

しかしFXでは負けが続く、連敗期とでも呼べる期間が必ずあります。

今回は連敗期が発生する理由と、ボクがやっている連敗期の乗り越え方を紹介します。

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連敗期が必ず発生する理由

連敗期が発生する理由は、FXトレードは不確実性(ランダム性)の強いものだからです。

「なに、当たり前のことを言っているんだ」と思われるかもしれませんが、ランダム性が強い事の結果は、ボクたちが思っている以上にランダムとは思えない偏った結果が出ることがあります。

試しにエクセルでシミュレーションしてみました!

下の画像は勝率が50%、リスクリワードが1:2の手法で、200回のトレードをシミュレーションしてみたときの損益曲線の一つです。

期待値がプラスの手法なので、キレイな右肩上がりの損益曲線になっていますね。

しかし、そんな中でもガクッと下がっているところがあります。

グラフの落ちくぼんでいるところが連敗期です。

連敗期で何連敗しているかというと、3連敗や5連敗といったレベルではありません。

6連敗7連敗は普通、ボクが確認した中では最大11連敗していました!

ボクもシミュレーションしてみるまでは、「勝率50%の手法での連敗なら最大でも5連敗ぐらい、それ以上になると珍しいかなー」と考えていました。

しかし結果は「負けに確率が偏っているのではないか?」と、思うぐらいの連敗を普通にします。

今回の結果は特別に悪かったものを紹介したわけではなく、何度シミュレーションし直してみても、やはり50%の確率というのが信じられないぐらいの連敗が何度も当たり前のように発生していました。(もちろん同じぐらいの連勝もあります)

シミュレーションの結果から分かるとおり、確率というのはボクたちが思っている以上に、作為的に見えるほど結果が偏る期間があるのです。

連敗期の乗り越え方

FXでは手法が悪いわけでもなく、自分にミスがあったわけでもなく、ただ確率の偏りによって必ず連敗期が発生することを説明してきました。

では連敗期に入ったらどう対処すればいいのでしょうか?

ボクは月初めの口座資金から6%以上資金が減ったら、その月のトレードをストップするようにしました。

月初の口座資金から6%以上減ったらトレードをストップするという6%ルールは、「投資苑2」で推奨されているものです。

6%ルールはトレーダーをピラニアから守ります。ピラニアがかみ始めたら、水から出て、厄介な魚に好きなように食い殺されないようにします。

引用元:投資苑2 p328

負けが続くときはトレードをストップするという方法は、「マーケットの魔術師」に出てくるトレーダーたちも実践しています。

連敗期というのは、相場と自分の手法が噛み合わない時期です。

そんな時期にわざわざトレードをして無駄に血を流す必要はありません。そしてトレードをストップしている間は以下のことをしてトレードの再開に備えます。

トレードをストップしている間にすること:メンタルを落ち着ける

連敗を経験すると、一気に取り返そうと無謀なトレードをしがちです。

そして無謀なトレードというのは、いつだって傷口をさらに広げる結果になります。

たまたま上手くいったとしても、続けていたらいつかは必ず取り返した以上の損失を受けるでしょう。

トレードを強制的にストップすることで、熱くなった頭を冷やして正常なメンタルを取り戻します。

トレードをストップしている間にすること:自分のトレードを見直す

連敗の原因は確率の偏りによるものもありますが、本当に自分のトレードに欠陥がある場合もあります。

トレードを再開するまでの間に自分のトレードを見直して、本当に自分の手法は間違っていないか、トレードにミスは無かったか、改善できる点はないかを徹底的に検証します。

自分のトレードを見直しするためには、トレードの記録が必要です。

自分のトレードを見直すこと、特に負けトレードから学ぶことでレベルアップにつながるので、トレード記録を付けていないという人は、この機会に自分のトレードを記録してみてください。

まとめ:連敗期は「休むも相場」を実践

「休むも相場」という格言があるように、自分にとって難しい相場で無理をして傷つく必要はありません。

負けが続くなら、その後に勝ちが続く期間も絶対にあります。

連勝期に大きく勝てるように、連敗期ではトレードをストップしてチャンスを待ちましょう。