なぜ損切りは必要?FXは損切りしないと勝てない3つの理由

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資金管理(Money)

「FXトレードは損切りをしないと勝てない」という言葉を、本でもブログでもよく目にすると思います。

なぜFXは損切りをしないと勝てないのか?

ボクが損切りをしないと勝てないと考える理由は3つです!

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損切りをしないと勝てない3つの理由

  1. 証拠金が拘束されて、他のチャンスに手が出せない
  2. 資金を守れない
  3. 自分の心を守れない

証拠金が拘束されて、他のチャンスに手が出せない

大きな含み損を抱えると、他にトレードチャンスを見つけても手が出せなくなります。

ロスカットされないために、証拠金維持率を100%以上にしないといけないからです。

ロスカットルールは取引口座によって違いますが、証拠金維持率が100%を下回ったら、決められた期限内に100%以上になるように対応しないといけません。

足りなくなった分を追加入金するか、証拠金が100%以上になるようにポジションを決済するかです。

多くのFX会社で証拠金維持率が50~60%にまで下回ると強制ロスカットされます。
なかには維持率が100%を下回った時点で強制ロスカットの取引口座もあるので、自分が使っている口座のロスカットルールを一度確認しておくといいでしょう。

 

証拠金を100%以上に維持しないといけないギリギリの状態だと、勝てそうなトレードチャンスを見つけても、証拠金を確保ために新しいポジションを持つ余裕がありません。

そして見逃したトレードに限って、自分が思っていた通りに動いて大きく勝っていたりします。

ボクも経験がありますが、めちゃくちゃ悔しいですよ。

含み損に耐えるしかなく、自由を失ったその状態は、ろうに入れられた囚人のようです。

資金を守れない

含み損に耐えて動けない状態をろうに入れられた囚人に例えましたが、耐えて報われるとは限りません。

確かに含み損に耐えた結果、レートが戻ってきて助かることもあります。

しかし仮にそのときは助かっても、それは破滅が先延ばしになっただけです!

損切りをしないという罪を犯し続ける限り、いつか必ずその報いを受けます。

報いとはつまり、強制ロスカットによる退場です。

 

強制ロスカットされるような確率は1%なのかもしれません。

しかし確率が1%もあれば十分です!

なぜなら、あなたがFXを続けるならトレードの回数は1回や2回ではなく、1年で100回以上、多い人なら1か月で100回以上のトレードをするからです。

強制ロスカットされる確率が1%なら、100回トレードすれば1回は強制ロスカットされる計算です。

ロスカットされる可能性があるトレードを続けたら、FXを長く続ける限りいつか必ずロスカットされます。

資金がないとトレードができないので、失ったお金を取り戻すこともできません。

心を守れない

大きな含み損を抱えたことがある人なら覚えがあると思いますが、含み損を抱え続けることは耐えがたい苦痛です。

 

日常生活や仕事中も、含み損が気になって意味のないチャートチェックを繰り返す。

寝ようと思っても含み損が気になって眠れない。

やっと眠れたと思ったら、強制ロスカットされる悪夢におそわれて飛び起きる。

そんな苦痛、悩みを抱えた状態では正常な判断ができなくなります。

正常な判断ができないとどうなるか?

リスクを回避するために、根拠のないトレードやナンピンをして、さらに強制ロスカットを早める行動をするのです!

 

そして強いストレスは日常生活や本業の仕事、自分の健康にも影響がでます。

悩みの解決を目指した「道が開ける」という本のなかで、悩みが及ぼす人体への影響をこう言っています。

「悩みに対する戦略を知らないビジネスマンは若死にする」

引用元:道は開ける 文庫版 位置№441

損切りは資金を守るだけでなく、自分の心と健康を守れます。

FXでは手法よりも正常な判断ができるメンタルが重要です。

最後に:損切りは負けではない

損切りすることを負けたように思うかもしれませんが、ボクは損切りの損失を経費と呼んでいます。

勝って大きく稼ぐために必要な経費です。

一回二回負けても、次に大きく勝てばいいんです。

一回のトレードにこだわらなくても、チャンスはいっぱいあります。