映画「ラスベガスをぶっつぶせ」ネタバレ感想!気持ちをスカッとしたいときに

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映画

ラスベガスで実際に起きたブラックジャックのカードカウンティング事件を基にして、映画化された作品です。

筋の通ったストーリー展開は観ていて気持ちよく、観終わった後に「あ~面白かった」と言えるでしょう。

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ラスベガスをぶっつぶせのあらすじ

マサチューセッツ工科大学の学生ベンは、優秀だがお金が無くて、ハーバード医科大への進学に問題を抱えていた。

ある日の講義で天才的な数学力をローザ教授に見い出され、ブラックジャックの必勝法、カードカウンティングを使い、カジノから大金を巻き上げるチームに誘われる。

ハーバード医科大への進学費用30万ドルを稼ぐため、ベンは仲間と共にトレーニングし、明晰な頭脳と巧みなチームワークでラスベガスを攻略していく。

大金を稼ぎ、恋人もできたベンの人生は順風満帆に見えたが……

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ネタバレなし前情報

映画をさらに楽しむために、簡単なブラックジャックのルールとカードカウンティングの説明をしておきます。

「知らなくてもいい」、「もう知っている」ということなら、読み飛ばしてもらって大丈夫です。

映画に出てくるブラックジャックとは?

映画でも簡単な説明がありますが、映画をもっと楽しめるようにブラックジャックのルールを知っておきましょう。

ルールといっても簡単なものです。

ブラックジャックはディーラー(カジノ側)とプレイヤーの勝負で、配られたカードが21に近い方が勝ちです。

21を超えるとバストといって、無条件に負けになります。

配られたカードの数え方は以下の通りです。

  • A…1か11として有利な方で数える
  • 2~9…数字の通り
  • 10と絵札(J、Q、K)…10として数える

プレイヤー側は配られるカードをいつでも止められますが、ディーラー側は必ず17以上になるまでカードを配ります。

ブラックジャックの必勝法、カードカウンティングとは?

カードカウンティングとは場に出たカードに点数を付けて、プレイヤーに有利か不利かを見極める方法です。

具体的には以下の通りに計算します。

  • 10や絵札(J、Q、K)の場合:1枚につき-2点
  • Aおよび8、9の場合:1枚につき0点
  • 2、3、6、7の場合:1枚につき1点
  • 4、5の場合:1枚につき2点

合計した値がプラスならプレイヤー側に有利なので、掛け金を大きくします。

逆にマイナスなら不利な状況なので、掛け金を小さくします。

 

なぜプラスだとプレイヤーに有利なのか?

プラスだと配るカードの中に10と絵札が多く残っているからです。

10と絵札が多く残っていると、プレイヤー側に18以上の強いハンドになりやすく、逆にディーラーは必ず17以上になるまでカードを配るので、バスト(21以上になる)する確立が高くなります。

だから映画でも偵察役が少額でプレイし、有利な状況になったときだけプレイヤーであるベンにサインを出します。

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ラスベガスをぶっつぶせのネタバレ感想

実話を基にした映画という驚き

最初にも言いましたが、この映画は実際の事件を基にして作られています。

映画では監視カメラを見ていたカジノのスタッフが短期間の間に見破っていますが、実際は専門の調査会社が5年も掛けたみたいです。

場に出たカードを全て計算して、それを怪しまれないように普通に会話もしながらなんて、スゴイ技術ですよね。

ボクには絶対無理です。笑

筋の通ったしっかりしたストーリー展開

ストーリー展開のお手本にしたいぐらいに話に筋が通っていて、観ていて疑問に思うことがありません。

ベンはラスベガスで大勝ちして人生の最高潮になるが、一つの失敗で教授に捨てられます。

利用するだけ利用した教授は失敗の代償として、ベンからお金も大学の卒業も奪いました。

ベンは絶望しますがここで終わらずに、奮起して最後は教授もカジノも手玉に取って、お金も大学の卒業も取り戻します。

この上げておいてから、どん底まで落とす。しかし最後に大逆転していく様は、カタルシスを覚えました。

オチも効いています。

最後に:単純に楽しめる映画が観たいと思ったら

観た後に疑問が残らない、軽い気持ちで観て楽しめる映画です。

この映画を観ていたら一度はラスベガスに行ってみたくなりますね。笑

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