3年ほど使っていたスマホが、地下はおろか屋内に入るだけで、電波が受信できなくなりました。
いい機会なのでスマホを買い換えるついでに、携帯キャリアを高校生の頃から契約していたauから、格安スマホである楽天モバイルに乗り換えることにしました。
楽天モバイルにした理由
数ある格安スマホのなかでも、楽天モバイルにしたのは以下の理由です。
大きい会社だから
乗り換えた会社が潰れた、事業を売却したといった事態が起これば、めんどくさいことになります。
その点、日本トップクラスのIT企業である楽天なら、ある程度の安心感があります。
楽天ポイントが貯まる
楽天会員なら、通信料の支払いで楽天ポイントが貯まります。
auでもauポイントが貯まっていましたが、いままで一度も使ったことがありません。笑
しかし楽天ポイントなら、日常的に使う機会があるのでポイントが無駄になりません。
通信容量を使い切っても通信速度がガタ落ちしない
楽天モバイルには「スーパーホーダイ」というプランがあります。
このプランは通信容量を使い切っても、ストレスのないレベルで通信ができると説明があります。
auならば通信容量を使い切ると、通信が遅すぎて使い物にならなくなりましたが、楽天モバイルなら大丈夫ということです。
実際のところ契約の時点では半信半疑でしたが、実際に使って確かめることにしました。
通信費はどれだけ削減できたか?
格安スマホにキャリアを変更した大きな理由は通信費の削減です。
ではau時代と比較して、どれだけ削減できたでしょうか?
ボクは超ライトユーザーなので、通信容量が2GBまでのスーパーホーダイプランSで3年契約し、オプションとして毎月540円かかる端末補償を追加しています。
auでいまの契約内容とほぼ同じ内容で、何もオプションを付けずに契約した場合、auだと通信料は4,298円です。
ボクが契約したプランだとどうでしょうか?
下の画像は9月分の請求額です。
なんと請求額は2,204円でした。
auの同プランと比べて毎月2,094円の削減です。
あとボクはauに契約していたときは、プランの見直しを全くしていなかったので、月々に7,000~8,000円を支払っていました。
なので実際には毎月5,000円ほど削減できた計算です。
実際に使ってみた感想
では実際に使ってみてどうだったでしょうか?
楽天モバイルのスーパーホーダイプランは、低速通信時でもストレスのない通信速度を売りにしています。
なので契約した通信容量を使い切った後の、低速通信時の使い心地を確認しました。
結論から言うと、個人的には大満足の結果です。
ボクのスマホの使用状況
スマホは主に以下のことに使用しています。
- FXトレードの注文
- LINE
- Twitter等のSNS
- 動画サイトでの動画視聴
- マンガアプリ
- ネットサーフィン
低速通信時でどれくらいの通信速度か?
低速通信時の通信速度を測定しました。
測定には「SPEED TEST」というアプリを使用しました。
下の画像は低速通信時に測定した通信速度です。
ダウンロード(受信)でもアップロード(発信)でも、1Mbpsを超えた通信速度を確保できています。
これだけの通信速度があれば、ボクと同じくらいのスマホの使用状況なら、ほぼ問題なく使用できます。
FXアプリで注文を出すのにも、遅延なく注文できます。
注意:時間によっては通信速度が大きく落ちる
注意しないといけないのは、時間帯によっては通信速度が大きく制限されることです。
楽天モバイルでは12:00~13:00と18:00~19:00は、通信が混み合う時間帯として通信速度が落ちることが明言されています。
下の画像は12:00と18:00に測定した通信速度です。
通常のときよりも、通信速度が半分以下になっています。
さすがにこれだけ通信速度が遅くなると、いろんな動作が遅くなります。
こういったときにFXアプリで注文すると、注文時の価格と実際の約定価格のズレ(スリップ)が怖くて、成行注文なんかはできないでしょう。。
楽天モバイルにしていいトレーダーとダメなトレーダー
実際に使用してみて楽天モバイルにしても問題のないトレーダーと、ダメなトレーダーはどんな人でしょうか?
以下のことを前提条件にして考えてみます。
- FXの注文はスマホでする
- 通信容量を使い切り、Wi-Fi環境の無いところで使用する
・FXトレード以外ではSNSやネットサーフィンぐらいでしか使用しない人
1日に何度もトレードをしないデイトレード、またはスイングトレードなら、仮に通信容量を使い切っても問題なくトレードできるでしょう。
デイトレード、スイングトレードなら成行注文ではなく、指値または逆指値注文を入れて注文するでしょうから、通信速度が確保できる時間帯に注文を出せば問題ありません。
ボクも朝一にチャートを確認して、朝一に注文は出し終えますから困ったことは一度もありません。
逆に楽天モバイルだと問題があるであろうトレーダーは、以下のような人です。
・高画質の動画視聴や、ソーシャルゲームを長時間する人
1日に何度も注文を出してトレードをするスキャルパーは、通信容量を使い切ったあとの低速通信時でのトレードは通信速度が安定しないこともあり、トレードをするたびにストレスを抱えるでしょう。
それを防ぐには通信容量の大きいプランを契約するか、なるべくWi-Fi環境のあるところでスマホを使う必要があります。
楽天モバイルなら、最大で通信容量が24GBのスーパーホーダイプランがあります。
24GBのプランを契約しても、大手キャリアよりは通信費を削減できるでしょう。
まとめ:通信費の削減のためにも格安スマホは一考の価値あり
通信費削減のために格安スマホに乗り換えましたが、通信速度の面で不安もありました。
けれども使ってみた感じは、ほとんど不便なく使えています。
ボクは楽天モバイルを契約したので、この記事では楽天モバイルのことで話を進めましたが、仮に楽天モバイルにしなくても格安スマホにすることは、一考の価値があると思います。