八幡平アスピーテラインは日本百名山にも選ばれている八幡平を貫く絶景山岳ロードです。
日本一周中の2019年8月19日に走ってきましたが、いままで走ってきた道のなかでも一二を争うぐらいに好きな道です。
八幡平アスピーテラインはこんな道
- 岩手~秋田をつなぐ絶景山岳ロード
- 八幡平頂上付近の沼は見る価値あり
- 火山地帯で温泉も豊富
- 11月上旬~4月下旬まで冬季閉鎖されるので注意!
岩手から秋田をつなぐ絶景山岳ロード
山岳地帯ですが八幡平周辺には高い山が無いので、つねに開放的な景色を眺めながら走ることができます。
特に視界の開けた場所では、空に向かって走っているような感覚でした。
道もきついヘアピンカーブはなく、ゆったりとしたカーブが多いので余裕を持って走れます。
八幡平
秋田と岩手の県境に駐車場があるのですが、そこにバイクを止めたら八幡平の頂上までトレッキングができます。
駐車場から頂上まで往復1時間ほどなので、時間があるならぜひ頂上まで行ってほしいです。
散策コースは石畳で舗装されていて歩きやすく、高山植物を観察しながら楽しくトレッキングができました。
頂上までの道のりには高山植物だけでなく、いくつか沼があるのですがこれがまたスゴイ。いくつかある沼の一つの鏡沼は、名前のとおり水面に周りの木々と空の雲が写り込んでいます。
勝手なイメージで沼って汚いものだと思っていたので、驚いたのと同時に感動しました。
鏡沼以外にもガマ沼や八幡沼もあります。「どうせなら頂上まで行くか」ぐらいの気持ちで登りましたが登って良かったです。
火山地帯なので温泉も豊富
アスピーテラインの「アスピーテ」とはドイツ語で楯状火山のことで、火山地帯だから地熱発電所があったり温泉施設が多いです。
八幡平の数ある温泉施設のなかでもボクは、八幡平最古の秘湯である「ふけの湯」さんへ。
秘湯の名に恥じず案内された野天風呂には温泉のみで蛇口もシャワーもなく、外から見えないように最低限の囲いがしてあるだけで、設備の点では頭も洗えなくて困りました。
しかし正面に八幡平の景色を見ながら入る温泉は、過去一番の開放的な気分になれて最高でした。
営業時間ギリギリに入ってゆっくりできなかったので、次に行く機会があれば今度はゆっくり浸かりたいところです。
最後に:次は雪解けの時期に走りたい!
アスピーテラインは11月上旬~4月下旬までは閉鎖されて走れませんが、閉鎖解除されたらGW前までは道路端に雪の壁が残っていて、「雪の回廊」を走ることができるみたいです。
次に走りにいくなら雪の回廊を走ってみたい。(絶対寒いでしょうが…笑)