バイクで日本一周した男の再就職記

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雑記

ボクは日本一周をしたいがために前の会社を退職し、その後約2年の無職期間を経て2021年8月にいまの会社に再就職しました。

もうすぐ再就職して1年が経ついい機会なので、日本一周を完走して再就職するまでと、どのように再就職したかを体験から記事にしたいと思います。

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再就職するまでと再就職するきっかけ

ボクは2019年5月に前の会社を退職し、100日間かけて日本を一周しました。

日本一周を完走した後はどうしていたかと言うと・・・

何もやる気の出ない、生産性の無い生活をしていました。笑

いま思えばあの時に一番したかった日本一周を完走したことで、目標を失くして燃え尽き症候群だったのかもしれません。(という言い訳なんですが・・・)

しかし再就職だけはしたくなかったので、ウーバーイーツなどで日銭を稼ぐ生活をしていました。

細々とした生活を続けていましたが、そんな生活にも限界が来ます。

貯金が心もとなくなってきたのです。

この時期は実家の方でも諸事象で、ボク自身にも安定した収入が求められるようになりました。

「働きたくねー!」とは思いながらも、お金が無ければ生きていけません。

結局は「お金が必要になった」という単純なきっかけで、再就職活動を始めました。

再就職するにあたって決めていた条件

再就職することは決心しましたが、「どういった仕事をしたいか?」「どういう仕事が自分には向いているのか?」ということは、前の会社を辞めた後も分からないままでした。

そもそも本心は「働きたくない」なので、やりたい仕事なんてある訳がありません。

やりたい仕事が無いので逆に絶対に(極力)したくないことと、妥協してもいいことを明確にして、その条件から登録した転職エージェントで仕事を探してもらいました。

「やりたいことは何?」と聞かれると答えに困りますが、「やりたくないことは何?」という質問にはどんな人間も一つ二つ簡単に答えられると思います。

ボクが再就職するにあたって絶対に(極力)したくないことと、妥協してもいいことは以下の条件でした。

【絶対に(極力)したくないこと】

  • 交代勤務(夜勤勤務)
  • 残業

【妥協してもいいこと】

  • 前職よりも給与は下がってもいい
  • 職種は問わない

前職は交代勤務をしていて体はボロボロ、生活リズムはガタガタ、粘膜が弱くなるのか夜勤のたびに鼻血が出るしで(汚い話ですいません)、自分にとっては最悪の勤務形態でした。

お金は必要ですがボク自身としてはそれ以上に自分の時間を持てることが大切です。

再就職先は交代勤務(夜勤)が無いことを絶対条件にして、極力残業がない会社をが探してもらいました。

妥協しても良い条件に関しては、絶対にしたくないことをしないための妥協点です。

前職よりも拘束時間は短く、それでいて前職よりも給与UPを目指すのは非現実的でしたから。

職種も自分の持てる能力でこなせる仕事なら、こだわりなく応募しました。

この点はやりたい仕事が無いからこそ、仕事を選ばないという強みになっています。

登録した転職エージェントに条件を伝えて、相談もしながら約2か月ぐらい再就職活動をして、2021年8月に現在働いている会社に再就職できました。

全部が理想通りではないですが、朝出社して夕方に帰宅でき、残業も極力ない現在の職場は満足して働けています。

再就職するにあたってやりたい仕事が見つからないなら、やりたくないことをベースに考えて仕事を探すのもいい方法ではないでしょうか。

ボクが再就職活動で利用した転職エージェント

ボクは再就職するにあたって、転職エージェントのdodaに登録して仕事を見つけました。

転職サイトは自分でサイトに掲載された求人から仕事を探しますが、転職エージェントは担当者が付いて仕事を紹介(マッチング)してもらえます。

他の転職エージェントを利用していないので比較はできないですが、再就職できるまでとても良くしてもらえました。

転職エージェントを利用して感じたメリット

実際に転職エージェントを利用してメリットは3つです。

  • 非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントに登録すると担当者が付き、担当者との面談で話した経歴や条件で絞って仕事を探してもらえるので、希望する条件の仕事が見つけやすかったです。

一般では公開されていない非公開求人を転職エージェントなら紹介してもらえる点も、職探しでは有利でした。

  • 応募書類の書き方や、面接対策を担当者にマンツーマンでアドバイスしてもらえる

あまり書く機会の無かった職務経歴書などの応募書類や面接の質問内容に対する答えを、担当者にアドバイスをもらえたことで見栄えのいいものが作成、用意することができました。

自分一人では上手くいかなかったと思います。

応募書類については対応するテンプレートがもらえたので、そのテンプレートを自分用に直すだけでいい具合に作成できて楽でしたね。

  • 面倒な手続きを代行してもらえる

就職希望の企業への応募や、実際の面接の日程調整など面倒なことは担当者に代行してもらえました。

応募企業の選定や面接対策にだけ集中できたので、効率が良かったです。

転職エージェントを利用するのに合わないであろう人

ボクは転職エージェントを利用して良かったと思っていますが、もちろん向いていないだろう人もいます。

転職エージェントで付いてもらえる担当者は親身に話を聞いてもらえますが、基本的には転職、再就職する方向に話を持っていく傾向があります。

転職エージェントサービスは採用が確定した時点で、採用した企業から紹介手数料が支払われる「成果報酬型」のビジネスモデルだからです。

とりあえず登録だけしてみたという人には、担当者がどんどん求人を持ってくることにプレッシャーを感じそうですし、今すぐではなく自分のペースで転職、再就職活動をしたいという人には担当者にペースを乱されてストレスかもしれません。

転職エージェントを利用する人は「今すぐ、または早いうちに転職(再就職)を考えていて、だけど転職(再就職)活動に慣れていないから助けてほしい」と言った人に向いていると思います。

実際にボクがそういう人でした。

最後に:日本一周後も人生は続く

社会に出てから日本一周をしようと思えば、そのとき勤めている会社はほとんど辞めることになるでしょう。

ボクは前の会社を辞めたことに後悔はありません。

だけど日本一周した後はどうするのか?という点は、見通しが甘かったと思います。

日本一周後も上手く再スタートが切れるように、日本一周の前からぼんやりとでも考えておいたほうが良いでしょう。