蔵王エコーラインは山形県と宮城県をつなぐ山岳道路で、蔵王エコーラインから蔵王ハイラインに入ることで、エメラルドグリーンの湖面が見られる御釜に行けます。
ボクはバイクで日本一周中の2019年7月11日に、御釜の絶景を見るため行ってきました!
御釜とは?
御釜は山形県と宮城県の県境にまたがった蔵王連峰に存在している火山湖(カルデラ湖)です。
蔵王のシンボル的な存在で、天気のいい日にはエメラルドグリーンに輝く湖面を見ることができますよ。
御釜は標高約1600mの位置にあるので、地上よりも気温が9.6度ほど低いことになります。(※標高が100m高くなると、気温が0.6度下がる計算)
なので真夏以外は防寒をしっかりして行くといいでしょう。
特にバイクは走行風もあるので、夏なのにけっこう寒かったです。
御釜に行くには?
御釜に行くには蔵王エコーラインから蔵王ハイライン(有料道路)に入って、蔵王ハイラインを登っていくと駐車場があります。
駐車場に車、バイクを止めて徒歩5分も歩くと、御釜の絶景が広がっていました。
- ①蔵王エコーラインを走る
- ②蔵王エコーラインから分岐して蔵王ハイラインに入る
- ③蔵王ハイラインを登った先にある駐車場に止める
- ④駐車場から歩いて5分ほどで御釜が見える
蔵王エコーラインを走って御釜へ
蔵王エコーラインは山形県と宮城県をつなぐ全長26kmの山岳道路で、ボクは山形県側から入りました。
蔵王エコーラインは山岳道路でありながら観光道路でもあるので、キレイに舗装されています。
山岳道路ならではのヘアピンカーブの連続で、走り応えも十分でした。
夏ということもあって、道の左右には深緑の木々が広がっていています。
紅葉の季節には赤や黄色に色づいて、また違った景色を見られるのでしょう。また紅葉の季節に走ってみたい道です。
蔵王エコーラインから分岐して蔵王ハイラインへ
蔵王エコーラインを走って登っていくと、途中で蔵王ハイラインに分岐する看板が見えます。
看板が見えたらそのまま蔵王ハイラインに入りましょう。
分岐を進んだ先に料金所があるので、そこでお金を払います。
料金は2019年10月1日時点で以下のようになっています。
- 二輪車:390円
- 普通車:550円
料金を払ったら、あとはひたすらハイラインを登って、頂上にある駐車場まで行くだけです。
御釜に到着!はたして絶景は見られたのか?
駐車場にバイクを止めて、いよいよ御釜へ。
そこにはスゴイ景色が広がっていました!
本当にいままで見たことのない光景で、「FF7の大空洞みたい!」とか思いました。(ゲームをしない人には、まったく分からない例えでゴメンなさい)
御釜の天気は変わりやすいことで有名ですが、ボクがいるあいだはずっと晴れていて、いつまでもエメラルドグリーンの湖面を見ることができました。
本当に運が良かったと思います。
天気がいいので周りを散策して、いろんな角度から御釜を眺めてきましたよ。
刈田嶺神社
御釜が見える展望台から歩いて10分ぐらいのところに刈田嶺神社があります。
ここからも御釜が見えますし、ついでにお参りするのもいいですね。
蔵王山頂レストハウス
駐車場の近くには蔵王山頂レストハウスがあります。
ちょうどお腹が減っていたので、山を下りる前にここで食事をしていきました。
注文したのは名物の「釜かつ丼定食(1,200円)」!(増税前の値段なので、いまは少し値上がりしているかもしれません)
たぶん御釜にちなんだメニューなんでしょう。大きいカツがボリューミーで美味しかったです。
ついでに滝見台へ
御釜を見終わって蔵王ハイラインを下り、蔵王エコーラインに戻って宮城県方面に向かって走っていきました。
宮城県側の蔵王エコーラインの途中に、滝見台という三階滝と不動滝、地蔵滝の3つを見ることができる場所があったので、ついでに行ってみました。
しかし御釜から降りるときには天気が悪くなっていって、霧でほとんど見えませんでした。
次の機会があれば、今度は晴れた日に見てみたいものです。
まとめ
見られるかどうか分からなかったですが、行ってみればめちゃくちゃ晴れていてキレイな御釜をみることができました!
行ったことのない人はここでしか見ることのできない景色を、ぜひ見に行ってみてください。